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今月のPerson
 
 
この10年間はいろいろと戦いの日々でした(笑)。
 
profile
上戸彩(ウエトアヤ)
1985年9月14日生まれ、東京都出身。1997年『第7回全日本国民的美少女コンテスト』審査員特別賞受賞。2001年『3年B組金八先生』(TBS系)で性同一性障害の鶴本直役を演じ、一躍話題となる。2002年にはシングル『Pureness』でCDデビュー。2003年には『あずみ』で映画主演デビュー。そして、4月16日から主演ドラマ『ホカベン』(NTV系)がスタートする。
公式サイト http://www.uetoaya.tv/
Photo:保坂均 Hair Make:中谷圭子 Stylist:原朱美 Interview & Text:清友真紀 
 
『ホカベン』 写真
『ホカベン』NTV系 
毎週水曜日22:00〜22:54
原作/作・中嶋博行、画・カワラニサイ『ホカベン』(イブニングKC・講談社)
出演/上戸彩、北村一輝、加藤成亮(NEWS)、戸田菜穂、中山恵、りょう、 かとうかず子、大杉漣 ほか
*
新人弁護士・堂本灯が社会の弱者を救うため、情熱だけで法に立ち向かっていく法律ドラマ。「夢に向かって一直線な正義感あふれる新米弁護士が、現実とのギャップや上司との関係に押しつぶされそうにな りながらも、ガンバっていくというお話です。扱っている問題もけっこう深刻で、本当にテレビなどでも報道されるようなものばかりなので、そういうところをリアルに描いていけたらいいなと思います」(上戸)
上戸 彩(うえと あや)
ドラマ、CM、映画にCDリリースなどあらゆるメディアの第一線を駆け抜け続ける上戸彩。 22歳ながら、そのキャリアはすでに10年以上。前編では、そんな彼女だからこその、芸能界に対する思いや胸の内をありのままに告白してもらった。
 
― 『国民的美少女コンテスト』を受けられたのがデビューのきっかけですが、もともと俳優や歌手になりたいとか、芸能界に入りたいというお気持ちはあったのでしょうか?
上戸 友だちがエキストラの仕事をしていて、有名なドラマやわたしが大好きなドラマに出ているのをうらやましがっている時期があったんですけど、そのときにちょうど家のポストに『国民的美少女コンテスト』のチラシが入っていて、母親が送ったんです。
― 〈上戸さんがやりたいんだな〉と思って、気を利かして送ってくれたんですね。

上戸 「テレビに出たい!」と言っていたので。でも、テレビに出たいっていうのは、ただ画面に入ってみたいということで、天気予報の後ろでも映れば何でも良かったんですけどね(笑)。母親も遊び感覚で送っていたので、2人とも軽い気持ちでした。それで12歳のときに今の事務所(オスカープロモーション)に入って。もともと20歳までは保育士を目指していたんですよ。

― え?20歳って、つい2年前のことですよね?
上戸 そうです(笑)。小さい頃からの夢であきらめきれなくて、友達と一緒に目指していたんですけど、その友達が保育士になったときに〈完全に遅れをとったな〉と思って、やっとあきらめたんです。
― そうなんですか?!でも、審査員特別賞を受賞されたのが1997年のことなので、かれこれ芸能界のお仕事をされて10年以上になりますが、この10年間はいかがでしたか?
上戸 いろいろありました。父親の反対もありましたし、何度も辞めようと思ったこともつらいことも山ほどありました。でもそんな中、限界の私に対して「辞めたいなら辞めれば」って言ったり、自分もはじめたことは最後までやり通すという、涙ひとつ流さない母親がいたりして、「こんちくしょう、やって やる!」っていう感じで辞めずにここまで来たんですけど、いろいろ戦いの日々でしたね。やっと楽しいと思えるようになったのは、ここ1年ぐらいです。
― 「辞めたいな」と思った理由は?
上戸 自分が自分でいられなくなったからでしょうね。やりたいこととか普通に自然にしていたことができなくなったり、自由がなくなったり。あとはそんな中で、ふと3連休があって、テレビでいろんな女の子を観ていて、自分の才能のなさにヘコんだりして「何で、わたしここにいるんだろう?」って逃げ出したくなったり。不安定な職業だなってすごく思います。
― 睡眠時間もほとんどなかったそうで。
上戸 2時間取れればいいほうでしたね。30分とかの日もあったり。3時間寝れるときは「やったぁ! 今日は熟睡できるぞ!」って。
― でも3時間でも全然足りないですよね?
上戸 そうですね、この仕事をはじめる前は、寝て育ってましたし(笑)。移動の車の中では爆睡でしたね。車には枕がいくつもあって、毛布もあって、車で生活してるときもありました。でも目的地に着いた途端に「はい、現実に戻るよ」って(笑)。その言葉でどんなにねむいときでも〈ここから現実なんだ〉って。 〈なんてヒドイ〉ってそのときは思いましたけど、その言葉がないと「そうだ、これが現実だ」っていう、気持ちの切り替えができないんですよね。
― それでもガンバろうと思えたのはなぜですか?
上戸 一軒家に憧れたり、リッチな家具に憧れたり「あれが欲しい。これが欲しい」みたいな、いろんな夢がいっぱいあったんです。ようやく昨年、母親に家をプレゼントできて、そこからですかね、仕事がのびのびした感じで楽しくなったのは。
― では最後に今までに滋賀県へ来られたことはありますか?
上戸 コンサートであります。すごくファンの方が温かかったのを覚えています。「滋賀に来てくれるとは思わなかった!」っていうリアクションがすごく大きくて、「ぜひまた来てくださいね!!」って。うれしかったです。日帰りだったので、それ以外何もできなかったんですけど、今度行ったときは、琵琶湖へ行った
り、いろいろしてみたいです。
― ぜひまた来てください! 次号では、放送直前の主演ドラマ『ホカベン』のお話などをお聞きしたいと思います。
 
 
後編はこちら・・・
 
 
 
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